大学における正しい不登校への道筋 ‐実際に不登校を経験してみて‐
もしもあなたが、大学及び大学院においてもうダメだと不登校になりそうな時・・・
あなたが取る行動によって、その後の人生に多大な影響が発生するのは言うまでもない。
私は少し正しいと思う行動に移るのが遅れたため、とてつもなく後悔している。
全国1000万の不登校予備軍のため、参考になるかわからないが私の経験から不登校になる正しい方法について書きたいと思う。
あなたはなぜ大学に行きたくないのか
あなたはなんで大学に行きたくなくなってしまったのだろう?
大学の授業についていけないから嫌になってしまった?
大学院の研究についていけなくなった?
大学での人間関係につかれてしまった?
他に何か原因がある?
まず、どんな問題が起こっているために大学に行きたくなくなってしまっているのかを書きだすといいと思う。
そんなに深く考えることはありません。パッと出てきたことを紙にでも書きだすんです。不登校になりそうなときには、起こっている問題で頭がいっぱいなはずです。多分すぐに書き出すことが出来るんじゃないだろうか。書き出すことで問題を整理してみよう。
問題を解決するには専門家に頼るのが一番の近道
書きだした問題に応じて対処の仕方は変わっていくが、まずはスクールカウンセラーに自分の状況や、考えていることを話しに行くのが良い。つまらない問題だとか、こんなことは恥ずかしいことだなんて思わずに話しに行きましょう。誰かに話すことで自分が直面している問題について更に整理することができる。
校外のカウンセラーに相談する場合には料金がかかりますが、学校に設置されているため無料で使うことができます。これを使わない手はありません。
カウンセラーは起こっている問題について明確な答えを出してくれるものではないが、問題解決に必要なアドバイスをもらうことができる。また、カウンセラーは指導教員との橋渡しにもなってくれるはずだ。
次に個々の問題を解決するためにどんな行動に移ればいいかを考えていこう。
学業や研究に行き詰まっている場合
学業に行き詰まっている場合には、より自分に合った学科に転科するのも一つの方法だろう。また、休学して一度自分のキャリアを見つめなおすのも一つの手だと思う。
今は専門学校で国家資格を取得して、その後に大学に編入し、大学の卒業資格である学士を取得する方法もある。早いうちに自分のこれからの人生を見直すことでより良い将来を得ることが出来るのではなかろうか。
研究に行き詰まっている場合には指導教員に相談するのが王道の解決策だろう。研究のことは指導教員と二人三脚で解決していくに限る。指導教員は研究室における総元締めですから。しかし、指導教員に相談するのが辛い場合もある。そういう時には助教や博士に相談するのがいいと思う。忙しそうにしている時には少し時間をおいて相談するのがいいのではないかと思う。もしも、その誰もがあてにならないというなら、研究室の外にいる先生や博士を頼ってもいいんではなかろうか。
まあ、このへんは言わずもがなでしょう(私の場合、これがちゃんと出来なかったことも不登校になった理由の一つではあるが)。研究室や周囲の人間に自分の現状を知ってもらうというのは、とても大事なことだと思う。話すことによって何らかの支援を受けることが可能になるかもしれない。
気分がすぐれない場合
少しくらいの気分の落ち込みや、やる気がでない日があるならまだいいが、その気分の落ち込みが長い間続くようなら要注意だ。心療内科か精神科に一度診察してもらうのがいいだろう。自分だけでは解決しようのない症状が出ている可能性がある。
診察の際には自分の状況を事細かに説明しよう。私の場合は最初の診断の際に、夜に眠れないということだけ言って、その他の気分の落ち込みや、やる気が起きないということを言わなかった。その結果、自分に起こっている症状の改善が遅れてしまった。本当にちゃんと医師に自身の状況を詳細に説明してほしいと思う。
以上のことを行動に移したが、どうしても学校に行きたくない場合、不登校という茨の道に足を踏み入れることになる。次の目標が定まっての不登校の場合、目標があるだけまだマシだが、ない場合は長くつらい日々が続くことになるだろう(辛くない人もいるだろうがが、私は辛いと思っている)