復学して修論発表をしてきたんだけど・・・ ー他人に評価されるときはうだうだしててもしかたないー
2月の某日に修論発表をしました。
後期に入ってからは大学院にあまり行けてなかったのですが、一昨年の12月までの研究成果を元に書きました。後期に入ってから研究が全く進んでいなかったため、こんな研究結果では修士論文なんてかける気がしないし、自分のダメさが際立って修士論文は書きたくないなんて思っていました。
そんなことを思いながら指導教員に相談した所、今までの研究についてまとめれば卒業だけは出来るかもということで修士論文をまとめることにしました。
でも、こんなんで修士課程を卒業していいものかとか考えちゃうんです。
しかし、今の自分には卒業を辞退するような勇気も留年する勇気もありません。
修了というエサを鼻先に吊り下げられた駄馬みたいなもんです。
カウンセラーの方からはもらえるもんは貰えばいいんだよと言われますが、自分ではうまいこと飲み込めずにいました。
そんなことを考えながらも、提出日までに修士論文をまとめ、粛々と発表の準備をし、発表に関しては何事も無く終わることが出来ました。
あれっ、あっけない。
まあ、今の私の状態を加味されて甘くなっているのかもしれませんが、それにしてもあっけない。
修了させるかどうかを審査する人に要件を満たしていると判断されれば、自分で修士課程を修了する水準に達していないと思っていたとしても、修了はできるんですよね。
逆に自分で満たしていると思ったとしても、審査する人にダメだと思われれば修了出来ないし。まあ、よく考えなくても当たり前のことですよね。僕は経験しないとわかりませんでしたが。
卒業出来るか出来ないかは自分で決められない。自分で評価して決めるのもいいけど、自分に決定権が無いことは悩んでもしかたない。自分でダメだと思っていても、必要な水準に達している時もある。
だからこそ、他人に評価が委ねられているときは、やるだけやってみてダメならダメでしかたない。うまくいったら儲けもん。って考えると、いろんなことにチャレンジしやすくなるんじゃないかなと思いました。
こんなふうに思ったけど、書いたみたいに考えられるようになれたらいいな。